宇宙のダイアモンド
ダイアモンドの種類
以前、少し話題になった宇宙のダイアモンドのお話です。
この話は、『宇宙のちりはダイアモンド工場』というタイトルで新聞に取り上げられ、注目を集めました。
「宇宙にはダイアモンドでできた星がある」という説を唱える学者がいます。しかし、今回のお話は「ダイアモンドで出来た星」ではなく、「宇宙空間の中には、微小ではあるがダイアモンドがありそうだ」という説です。
宇宙には細かなちりがたくさん存在しています。そのちりがどのようにしてできたのかは、今の段階でははっきりとはわかっていません。しかし、仮設として古い星が大気を宇宙空間に放出する際に出来るものだといわれています。この仮説に基づきシュミレーションしてみると、放出されたたくさんのちりの中からダイアモンドの層が見つかったということでした。
まず、メタンガスに電磁波をあててプラズマ状態にしたものを、真空の中に放り出します。そうすると、急激に冷やされて、微小なちりが出来ます。この現象は、大気が宇宙に放出されるときに起こるものです。この時にできたちりには、メタンガスの成分である炭素が含まれており、その炭素が真空中で100℃に加熱されることによって分子構造が変化してしまい、30分ほどたつとダイアモンドができあがる、というのです。これにより、必然的に宇宙空間でも同じ現象が起こっているということになるので、宇宙にはダイアモンドが浮遊していると考えられるのです。
しかし、微小なちりなので、大きさといえば直径100分の1ミリといった、ものすごくちいさなものです。宇宙の空間の中でこれらのちりが集まり、指輪くらいの大きさに成長するには・・・今後の研究の結果に期待があつまります。
はるか彼方の時代から、そのような現象が宇宙で起こっているとするなら、かなり昔からあるこの地球の大地の奥深くには、様々な恐竜の化石と共に大きなダイアモンドが眠っており、いつか発見されるという可能性もあるのかもしれません。